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大阪大学UNESCOチェアMeW Projectが国際女性デー国際シンポジウム 「学校における月経をめぐるヘルスプロモーション」を開催
2024.3.15 Fri
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大阪大学UNESCOチェアMeW Projectが国際女性デー国際シンポジウム 「学校における月経をめぐるヘルスプロモーション」を開催

大阪大学UNESCOチェアMeW Projectは、国際女性デーに合わせ、3月9日(土)に大阪大学中之島センターとオンライン配信のハイブリッドで国際シンポジウムを開催しました。

シンポジウムでは、井上惠嗣理事・副学長(D&I、SDGs担当)、山本ベバリー・アン理事・副学長(国際(教育)担当、大阪大学UNESCOチェア代表)の挨拶のあと、月経をめぐるジェンダー平等の世界的なムーブメントを牽引するコロンビア大学公衆衛生大学院のSommer Marni教授、看護学がご専門の埼玉県立大学の鈴木幸子名誉教授及び、学校での生理用品無償提供を開始した兵庫県明石市市民生活局の箕作美幸局長から、それぞれ講演が行われました。  


Sommer Marni教授の講演

また、第二部のパネルディカッションでは、人間科学研究科・MeW Project代表の杉田映理教授をモデレーターに、「月経教育」、「月経をポジティブに捉えた表現」、「教育する側の意識の在り方」など幅広い内容をテーマに、第一部に登壇いただいた三氏による活発な討論と参加者との質疑応答が行われました。

多数の参加者を得た本シンポジウムは、ジェンダー平等実現にむけた一歩として、学校のトイレ内に生理用品が用意されている環境をつくり、月経教育を強化することの必要性と課題について考える機会となりました。

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