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スーパーグローバル大学創成支援事業（SGU事業）の１０年間の成果をまとめました
本学は、２０１４年に文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援事業（SGU 事業）トップ型に採択され、今年度末で１０年の事業期間を終えようとしています。 SGU事業が始まってほどなく策定した第３期中期目標期間を通じての活動指針である「OUビジョン２０２１」のもと、トップ型指定校として、この事業の趣旨に沿って国際的な研究力や教育力強化への取り組みに積極的にチャレンジしてまいりました。
第３期中期目標期間には、指定国立大学法人制度の創設など大学を取り巻く環境は大きく変わりました。さらに、大学のグローバル化に大きな打撃をもたらした新型コロナウイルス感染症の克服、カーボンニュートラル･SDGsの実現をはじめとした社会システムの大きな転換が求められる中で、大学における人材育成やイノベーション創出への社会からの期待が一層高まりました。
このような社会からの負託に応えるために、２０２２年、第４期中期目標期間の始まりにあわせ、中長期的な経営ビジョンである「OUマスタープラン」を策定しました。教育、研究、経営の縦軸の戦略と、それらを横断的に支える情報基盤整備、Diversity & Inclusionなどの横軸の戦略を折り合わせています。
このプランのもと、本学は、国際的な競争力をさらに高めつつ、SGU事業の推進により盤石となった海外キャンパスを中心としたネットワークも活用し、地域的な社会課題、及び地球規模課題の解決に資する教育研究を実現してまいります。
本事業期間１０年において「グローバル化」「ダイバーシティ強化」「教育改革」「ガバナンス改革」を推進するために、様々な取り組みを行い、本学の将来構想の確固たる礎になりました。
その成果をまとめたパンフレットを作成しましたので、ぜひご覧ください。
令和５年１１月２９日に開催した外部有識者会議（第３回）でも、このパンフレットを紹介しました。